感じたことを言葉にし、自分の判断基準を築く。そのうえで、何を良しとするかを見極める。この一連の働きを、ここではÆQ(Aesthetic Quotient)と命名します。
日本語では「審美眼」に近い言葉です。ただし、美しいものを見分ける教養を指すのではありません。誰かの基準に合わせるのではなく、自分が定めた判断基準を持つための能力です。
IQ・EQに続く、第3の知性
IQ(知能指数)は論理を、EQ(心の知能指数)は感情を扱ってきました。どちらも、人間の能力を語るときの物差しとして広く知られています。
ÆQが扱うのは、その2つが手をつけてこなかった領域です。何かを見て、聞いて、触れたときに動く感覚。それを言葉にし、判断へつなげる思考の働きです。
ÆQは、他人と比べるための指標ではありません。
生成AIは、問いに対する答えを瞬時にいくつも出します。これからの人間に必要とされるのは、生成された選択肢を見極める能力です。ブレない判断には、自分の判断の軸が重要です。
感性を言語化する5つの段階
感じたことを的確な言葉に表すことは、容易なことではありません。次の5つの段階を踏むことで、誰もが扱える型に変わります。
- 【受容】評価を加えずに受け止める
- 【感知】何に反応したのかを特定する
- 【内省】なぜ反応したのかを問う
- 【変換】自分の言葉へ置き換える
- 【伝達】他者に伝わる形にする
最初の段階でつまずく人が多くいます。良かった、悪かった。感想を述べて思考を止めてしまうと、感覚の細部が薄れて言語化が困難になるからです。
この5つの段階による「感性の言語化」を身につけるためのコンテンツを、noteで提供しています。読んで理解を深める連載記事「ÆQコアジャーナル」と、思考を鍛える無料の簡易ドリル「観察ミッション」です。
「ÆQコアジャーナル」連載記事
「ÆQコアジャーナル」は、感性を言語化し、自分の判断基準を築くまでの工程を順に解説する連載記事です。プロローグと第1話から第7話まで、全8本で構成しています。
プロローグ、第1話、第2話は、無料でお読みいただけます。第3話から第7話までは有料で、1本ずつの記事で販売しています。全7話をまとめて読める購読プランも用意しています。
「観察ミッション」無料ドリル
「観察ミッション」は、日常や仕事の場面を1つ取り上げ、自分が何に反応したのかを自分の言葉で回答する簡易ドリルです。無料で参加できます。
読んで理解することと、自分の判断として使えるようになることの間には、隔たりがあります。「観察ミッション」は、その隔たりを埋めるための実践ドリルです。隙間時間に気軽にスマホからも参加できます。
ÆQ運営会社
ÆQは、ファズ合同会社(The fas LLC)が運営しています。感じることを言語化して、再現可能な型として習得する。その思考技術の標準化を掲げ、デザイン思考とUXの領域で活動してきました。
